西部劇映画

エル・ドラド

ジョン・ウェインとロバート・ミッチャム共演の傑作西部劇。老ガンマンと酔いどれ保安官が悪徳牧場主一家との孤立無援の闘いに挑む!

ストーリー:テキサスの町エル・ドラドを久々に訪れた早撃ちガンマンのコール(ジョン・ウェイン)。彼は水の利権をめぐって係争中の新興牧場主ジェイソン(エドワード・アズナー)の助っ人を引き受けてやって来たのだった。しかし、町の保安官を務める旧友ハラー(ロバート・ミッチャム)からジェイソンの悪企みの真相を聞いたコールは、手を引くことにして町を去る。だが、その後ジェイソンは別の腕利きガンマンを雇い、執念深く計画を進めていた・・・。

出演:ジョン・ウェイン、ロバート・ミッチャム、ジェームズ・カーン、シャーリーン・ホルト、ポール・フィックス、アーサー・ハニカット、ミシェル・ケイリ―、R・G・アームストロング、エドワード・アズナー、クリストファー・ジョージ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 痛快アクション映画

保安官とその仲間たちが悪い奴らから街を守る、というハワード・ホークス監督お得意の西部劇。主題歌最高。男の、男による、男のための歌という感じで、ここまで男くさいと汗臭さというよりむしろすがすがしさを感じます。”But you never turn back”という歌詞を「男は決して引き返さない」と訳しているのですが、この意訳最高ですね。聴くたびにゾクゾクします。ストーリーは同じ監督の名作『リオ・ブラボー』の焼き直しという感じで、ジャイアンがブタゴリラになったくらいの違いしか感じませんでしたが、ホークスの明るく華やかな演出はやはり楽しいです。ジョン・ウェインとロバート・ミッチャムの2大スターの共演ですが、この二人、画面上での相性が非常にいいです。『アパッチ砦』でのウェインとヘンリー・フォンダの共演は、なんだか火花が散っている感じでしたが、この二人はしっくりかみあっている感じがしました。一番気に入ったシーンは序盤のナイフと拳銃の決闘ですね。結局ナイフが勝って、このナイフ使いミシシッピがウェインの仲間に加わり、ショットガンを持って暴れまわることになるのですが、このシーン、静から動へと一瞬にして変わるこの緊張感の演出はさすが娯楽映画の天才、ホークス監督だと思います。『リオ・ブラボー』ほどの傑作ではありませんが、良くできた秀作という感じで、おすすめできる男たちの友情と戦いを描いた痛快アクション映画です。

作品の詳細

作品名:エル・ドラド
原作名:El Dorado
監督:ハワード・ホークス
脚本:リイ・ブラケット
公開:アメリカ 1967年6月7日、日本 1966年12月17日
上映時間:126分
制作国:アメリカ
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