ラブ・コメディ

ラストクリスマス

いつも心のそばに

今なお愛されるワム!の名曲『ラスト・クリスマス』をはじめ、ジョージ・マイケルの甘いヴォーカルに乗せたサントラが全編を彩る!

ストーリー:ロンドンのクリスマスショップで働くケイト(エミリア・クラーク)は、小妖精の格好をしてきらびやかな店内にいても仕事に身が入らず、生活も乱れがち。そんなある日、不思議な好青年トム(ヘンリー・ゴールディング)が突然現れ、彼女の抱えるいくつもの問題を見抜いて、答えに導いてくれる。ケイトは彼にときめくけれど、ふたりの距離は一向に縮まらない。トムを捜し求めつつ自分の心の声に耳を傾けたケイトは、やがて彼の真実を知ることになる・・・。

出演:エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、エマ・トンプソン、レベッカ・ルート、リディア・レオナルド、パティ・ルポーン、イングリッド・オリヴァー、ロブ・ディレイニー、ピーター・セラフィノウィッツ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ‘’Last Christmas‘’ the cinema !

男女の心が入れ替わる。幻の人に恋をする。亡くなった恋人が現世に蘇る…。この映画は、まさに、現代のファンタジー・ラブストーリーだ。そして、ストーリーは、明るく、ちょっぴり切ないが湿っぽさはない。やはり、クリスマスはみんなで陽気に過ごしたい。この物語の謎を解く鍵は、相手役のトムの部屋にある。主人公ケイトはこの部屋でトムの真相を知る。トムの口癖の「上を見て」の言葉の意味は「僕は君とは一心同体だ。空の彼方から君を見守っているから。」という心温まるメッセージと受け入れた。‘’Last Christmas‘’約40年前の楽曲だが、毎年この時期になると街の至る所で流れ、(山下達郎の「クリスマス・イブ」のように)本国イギリスでもチャートインする、決して色あせることを知らない。そして本作品でも、ケイトが楽し気に心弾ませながら披露する。特典メニューでは、フルバージョンを収録してあるのに、ハイライトとなる本編のラストでは編集のためか後半がカットされている。極めてこれが残念。歌詞は「去年は、男性が女性から相手にされなかった、今年こそ僕の真の心を受け止めてくれる特別な女性に愛を捧げよう」というもの。ちょっと悲しい内容だが、クリスマスは特別なシーズンであり、前向きに生きようという姿勢が感動を呼ぶ。クリスマス・ソングは数あれど、この不朽の名曲なくしては語れない。全編を彩るジョージ・マイケルの甘いボーカルが、本作品に厚みを増し、ストーリーを盛り上げる。

★★★★☆ 悲しくも愛おしいファンタジー。

持病により大きな手術を受けたことにより、すっかり自分を失い、何をしてもうまくいかないケイト。ユーゴスラビアからの移民である母は、厄介者でヒステリック。そんな母に弱気な父。身を立てるため必死に生きる姉とは折り合いがつかず、暮らしにくい家族から逃れるように荒れた生活を続けていた彼女。しかしある出合いにより、少しずつ少しずつケイトの毎日は前に向かい始めます。クリスマスを前にキラキラする街並みがとても綺麗でした。荒んだ生活をするケイトに、始めあまり良い印象を持てなかったのですが、彼女が抱えてきた複雑な悲しみ、苦しみを知るうち、それは薄れていきました。そして、あまりにも衝撃的な展開に、ラスト20分は涙が止まりませんでした。劇中のセリフ、We are so lucky to alive.が心に刺さる作品でした。これから「Last Christmas」を聴いたら、この作品を思い出すことになるかも。

作品の詳細

作品名:ラスト・クリスマス
原作名:Last Christmas
監督:ポール・フェイグ
脚本:エマ・トンプソン
公開:アメリカ 2019年11月8日、日本 2019年12月6日
上映時間:103分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:2500万ドル
興行収入:1億2300万ドル
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