この物語は実話である、ただし一部を除いては・・・
ストーリー:エジンバラの露店で万病の薬と偽りチーズのカビを売る2人の男・・・バーク(サイモン・ペッグ)とヘア(アンディ・サーキス)。インチキ商売が暴かれ稼ぎも無く、家賃収入を期待し家に帰るが・・・部屋の借主は死んでいた。死体の処理を言い付けられ運んでいる時に耳にしたのが「解剖学の権威であるモンロー博士に死体を独り占めされている、ライバルのノックス博士(トム・ウィルキンソン)が死体を6ポンドで買い取る」という噂だった。2人は樽に詰めた死体をノックス博士の元に持ち込んだ。値切られはしたものの5ポンドを手にした2人は死体を売り付ける事で商売をしようと相談した。そんなに都合よく死体が転がっている訳もなく・・・2人が墓荒しをしていると、民兵隊に見付かりあわや逮捕となりかけた。一層の事、死体が無いなら作れば良い。2人は武器を手に街に繰り出す。たまたま襲った相手が、殺す前にショック死してしまう。味をしめた2人は再び街に出るがそんな偶然は続かず、とうとう本当に人を殺してしまう。しかし、そんな悪事がばれない筈もなく・・・。
出演:サイモン・ペグ、アンディ・サーキス、アイラ・フィッシャー、トム・ウィルキンソン、ジェシカ・ハインズ、ビル・ベイリー、 ティム・カリー、ヒュー・ボネヴィル、アラン・コーデュナー、クリストファー・リー
★★★☆☆ ブラックコメディ。
19世紀のイギリス、医学が発達しつつある時代ですが、慢性的に解剖に必要な遺体の数が不足している状態の中、解剖学の権威であるモンロー博士が遺体を独占的に占有していることで困っているのがノックス博士です。怪しげな商売が行き詰まっているバーク(サイモン・ペッグ)とヘア(アンディ・サーキス)はノックス博士の話しを聞き・・・というのが冒頭です。遺体を売る、というかなりブラックなコメディ作品です。なので、見たくなる人が限られそうですが、個人的には結構ベタベタなブラックコメディを久しぶりに見たように感じました。それも結構キチンとした作りになっていると思います。そしてサイモン・ペッグとアンディ・サーキスの不穏な2人組のバディ感がたまりませんね。実際のところの事件をなぞってはいるようですが、分かり易いコメディに仕上がっています。『宇宙人ポール』や『ホット・ファズ』などのサイモン・ペッグのバディ感高い映画がお好みの方にオススメ致します。
作品の詳細
作品名:バーク アンド ヘア |
原作名:Burke & Hare |
監督:ジョン・ランディス |
脚本:ピアーズ・アシュワース |
公開:イギリス 2010年10月29日、日本 2012年8月25日 |
上映時間:91分 |
制作国:イギリス |
製作費:1000万ドル |
興行収入:430万ドル |
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