天才科学者の手により、人工心臓を埋め込まれて蘇生し、スケールも愛もパワーアップしたコングが、5,200人もの軍隊とハイテク兵器に新たな闘いを挑む
ストーリー:10年前、ニューヨークの世界貿易センタービルから転落したキング・コング。その身体はアトランティック大学研究所の集中治療機で植物人間さながらに保存されていた。エイミー博士(リンダ・ハミルトン)とそのチームは巨額700万ドルを投じて超大型人工心臓を製作中だった。心臓移植をすれば再びコングの勇姿を現代に蘇らせることができる。しかし、一番の問題はコングに輸血する血液を持った生物が、この地上で見つからないことだった・・・。
出演:リンダ・ハミルトン、ブライアン・カーウィン、ジョン・アシュトン、ピーター・マイケル・ゴーツ、フランク・マラデン、ジミー・レイ・ウィークス、マイケル・フォレスト、マルク・クレマン
★★★★★ 懐かしいキングコング
懐かしいの一言です。小さい頃、観て、怖さと、感動、生命の大切さを教えてくれた作品でした。世間では、酷評されていますが、CGには無い迫力と、特撮感は最高でした。
★★★★☆ 設定にいろいろと無理があるけど…。
76年版の続編。前作でヘリからの集中砲火を浴び、力尽きたコングはツインタワーから落下、その息を引き取ったかに思えた。しかし、あれから10年。昏睡状態のまま、生命維持装置によって生きながらえたコングはとある国立病院にて生死の境をさまよっていた。彼の心臓を人工心臓に取り替えることによって、命を取り留める事ができるというのだが、その人工心臓の開発が間に合わず、今ある分の輸血では手術をするためには足らず、放っておいてもその命は危ういと言うのだ。刻一刻を争うそんな中、思わぬところから転機がやってくるのだ。はみ出し者の生物学者・ミッチェルがジャングルを旅している最中、偶然出会ったもう一頭の巨大なコング、それはキングコングと同種族の“メス”、レディコングであった。といった感じで、今回は前回の殺伐とした雰囲気から一変、大変娯楽に富んだ軽い調子で、恐怖の対称だったコングも今回は微笑ましく描かれており、カップルがいちゃついている所を覗いてただけで田舎町が一瞬にしてパニック起こして、そんな様を困った表情で見つめるコングが可愛すぎます。ところどころにジョークが織り込まれていて、全体的に面白い作品に仕上がってて、私も初めて見たのがまだ3歳児の頃でしたし、家族で楽しめる内容になってます(リンダ・ハミルトンのポロリさえなければ…)ですが、さすが80年代映画と言う事もあってか、設定にもいろいろと無理な部分もあって、ツッコんでいるとキリがないので、そういう部分も込みで素直に楽しめると思います。私は76年版よりこっちの方が好きですね。ラストのレディを守るためにネヴィット中佐の軍隊と全面対決をするシーンは怪獣映画史に残る名場面だと思います。
作品の詳細
作品名:キングコング2 |
原作名:King Kong Lives |
監督:ジョン・ギラーミン |
脚本:スティーブン・プレスフィールド |
公開:アメリカ 1986年12月19日、日本 1986年12月20日 |
上映時間:105分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1800万ドル |
興行収入:4800万ドル |
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