南海の孤島から大都会へ運ばれた巨猿の悲しき運命を描いた特撮映画の名作を、ジョン・ギラーミン監督がリメイクした1976年版
ストーリー:新たな油田を求めて南太平洋の孤島に向かう調査船には、石油会社のウィルソンの他、島に巨大な動物がいると推測し、調査のため密航した動物学者のプレスコット(ジェフ・ブリッジス)と、遭難して漂流中を救出された女優のドワン(ジェシカ・ラング)も乗っていた。一行が島に着くと、巨大な城門の前で儀式を行っていた島民たちはドワンを儀式の生贄に要求する。ウィルソンたちは断るが、その夜、島民たちはドワンをさらい、彼女を城門の中に入れる。地響きと共に、島民たちがコングと呼んで恐れる巨大なゴリラが森の奥から現れた・・・。
出演:ジェフ・ブリッジス、チャールズ・グローディン、ジェシカ・ラング、ジョン・ランドルフ、ルネ・オーベルジョノワ、ジュリアス・W・ハリス、ジャック・オハローラン、デニス・フィンプル、エド・ローター
★★★★★ キング・コング映画の最高峰。
キング・コング映画は3本ありますが、どうもこれが最も評価が低いようです。納得できません。ジェシカ・ラングの美しさ、ロマンチックなジョン・バリーの音楽、映画の巨大さを感じさせるジョン・ギラーミンの演出、そして、薄っぺらなCG映像では味わえない迫力ある特撮映像。どれをとっても最高のキング・コング映画だと思いますが・・・。この映画はもっと評価されていいだろうと思います。もちろん、私自身の思い入れもありますが、映画冒頭に流れるジョン・バリーのテーマ曲を聞いただけで、わくわくしてしまうのは、私だけでしょうか。そんなことはないと信じたい。
★★★★☆ 当時はカルチャーショックだったでしょうに
昔の映画ながらよく出来てますね。話の流れ的には序盤ダラダラしますがこの映画の魅力は巨大なキングコングの迫力に尽きます。幼い頃見て、とても恐ろしかったのを覚えています。今見ると、それなりに冷めた目も持ってますが、それでも撮影技術や特殊メイクはすごいもんだと感心します。もう時代に埋もれそうですが、近年の怪獣映画にも無いなんとも言えない迫力・恐怖感がこの作品にはあります。
作品の詳細
作品名:キングコング |
原作名:King Kong |
監督:ジョン・ギラーミン |
脚本:ロレンツォ・センプル・ジュニア |
公開:アメリカ 1976年12月17日、日本 1976年12月18日 |
上映時間:134分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2400万ドル |
興行収入:9000万ドル |
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