西部劇映画

続・夕陽のガンマン

20万ドルの大金を巡って3人の男たちが駆け引きを繰り広げる!

ストーリー:南北戦争末期の西部。コンビを組むガンマンのブロンディー(クリント・イーストウッド)とトゥーコ(イーライ・ウォラック)は、お尋ね者のトゥーコをブロンディーが捕らえて賞金を受け取り、トゥーコが縛り首になる前にブロンディーが救出する、という賞金詐欺を繰り返していた。しかし、ブロンディーがトゥーコを裏切ったことから2人の仲は険悪となる。そんな中、砂漠で偶然通りかかった瀕死の南軍兵士から、ある墓地に隠したという20万ドルの金貨のありかを聞き出した2人は・・・。

出演:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラック、マリオ・ブレガ、ルイジ・ピスティッリ、アルド・ジュフレ、アントニオ・カサール、クラウディオ・スカラチリ、サンドロ・スカラチリ、リヴィオ・ロレンゾン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 最高です

「夕陽のガンマン」のリー・ヴァン・クリーフ演じるモーティマー大佐が大好きだったので、ついでに見ました。主役3人の呼び名が分かりやすい。良い人、悪いやつ、汚えやつクリント・イーストウッドはそんなに良い人でもないですけど。汚えやつを演じたイーライ・ウォーラックと彼の声を吹き替えた大塚周夫さんの演技が最高でした!!リー・ヴァン・クリーフはちょっとこ汚い格好をしていたので、あまり彼本来の魅力が出てなかったかなあ。モーティマー大佐は紳士の格好をした西部の野獣って感じでしたからね。話はちょっと中だるみしてる印象で、吹き替えでなかったら眠ってしまいそうでした。こんなに長々と撮る話ではないですよ。正直ラストのリー・ヴァン・クリーフのもんどり打って落っこちる感じとか、イーライ・ウォーラックの惨めな感じはすごく良いですね^^

★★★★☆ 緻密さには欠けるが、魅力的なレオーネマカロニ大作だ

レオーネ監督イーストウッド主演「ドル3部作」完結編は、南北戦争を背景にした大作だ。しかし、その仕上がりは「夕陽のガンマン」のような緻密さは皆無である。開幕早々の殺し屋のクローズアップも、レオーネお得意の技法だが、殆ど意味のないアップだし、忌の際に金の隠し場所を半分ずつ聞き出すという設定には無理があるし、前作で含みのある渋いガンマンを演じたクリーフの役どころが単純な悪人になってしまったし、アラの目立つ映画ではあるが、イースウッドを喰っているウオラックの怪演が面白く、大砲を撃ちまくる壮大な絵造りもあり、なんだかんだ言っても魅力的な映画だ。目的地の墓場に辿り着いて、モリコーネの隠れた名曲「黄金のエクスタシー」をバックに、金の隠し場所の墓標を探し回るテュコをカメラが延々と追い回すシーンは、この映画一番の名場面だ。そして、やくざな掛け声をフューチャーした前衛音楽風のテーマ曲は、モリコーネの面目躍如な一大傑作だ。

作品の詳細

作品名:続・夕陽のガンマン
原作名:The Good, the Bad and the Ugly
監督:セルジオ・レオーネ
脚本:フリオ・スカルペッリ
公開:イタリア 1966年12月23日、日本 1967年12月30日
上映時間:162分
制作国:イタリア
製作費:120万ドル
興行収入:3800万ドル
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