ドラマ

バッド・ボーイズ

アメリカの凶悪犯専用の監房内で生きる少年達の姿をハードタッチに描いた作品

ストーリー:シカゴの16歳の札付き高校生ミックは、敵対するグループが麻薬取引しているところを横取りしようと襲うが、撃ち合いになり、車で逃げる途中、少年をはねてしまう。少年刑務所に入れられたミックは、3人も人を殺したというホロウィッツと同室になる・・・。

出演:ショーン・ペン、アリー・シーディ、イーサイ・モラレス、エリック・ガリー、ジム・ムーディー、クランシー・ブラウン、ジョン・ゼンダ、アラン・ラック、リック・ローゼンタール

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ やっと手に入れた。

発売されていたんですね。レンタルは既に無いし、中古のVHSをダビングして時々見ていましたが、元映像が暗いのでもやもやしていましたが迷わず購入しました。ただし本作は話題俳優の主演作ではありますが、いわゆるヒーローものではないし、脱出ものでもない、また少年犯罪の実情が日本とは違うので大きな共感もなく、見終わったあとは何とも言えない虚空感が溢れます。誰も報われない作品です。ビルコンティーの音楽も拍車を掛けます。そしてなぜかこれが「やみつき」になりますよ。冒険の価値アリ!

★★★★★ 人生で一番好きな映画

一番好きな映画は?と人に聞かれバッド・ボーイズと答えると、必ず「あぁ、ウィル・スミスのね」と間違えられる映画。若き日のショーン・ペンの演技がすごい。特に独房に入れられたときの精神状態の表現が印象的。ショーン・ペン22歳の時の初主演映画である。好きなシーンとしては入所したとき、回りの奴らからつばをかけられるシーン!枕カバーに缶ジュースを詰め込んでロフグレン(バイキング)を殴るシーン!ホロウィッツが大暴れするシーン!JCが心配で少年院を脱走し会いに行くシーン!それをそっと見守る教官!因縁のパコとの勝負のシーン!どれもが名シーンすぎる・・・。この映画、実際の少年院St.チャールズで撮影が行われたがエキストラで実際に収容されている少年達が出ている。特にその中から選ばれた少年10数名は特別処置を受け、少年院外の撮影にも参加したのである。この事実は当時、大変な話題となっていた。単なる少年院の映画ではなく、人種同士の対立、、少年の愛と憎しみ、そして本物の不良少年(アウトサイダー)を丁寧に描いた最高傑作である。最後に当時観たVHSと今回のDVDの字幕(翻訳)が変わっていたのが残念。1ヶ所誤植もありました。

★★★★★ 少年時代との決別を描く

子供と大人の間の時代では、だれでも少し勘違いした人生観を持っているものだ。だがそれはそれぞれの人にとっては避けて通れないことに違いない。その勘違いを非行に見出した少年の物語である。大人の犯罪を気取った闇取引。対立するグループとの抗争。そして、不毛な復讐。最後のクライマックスで殺せ!殺せ!の大合唱の中で、主人公の少年は自分が本当の犯罪者にはなれないことを悟る。それは誰にでもある少年時代との決別だった。不良少年の世界で描かれる大人への成長のドラマである。

★★★★☆ 懐かしい

わが青春時代の映画。懐かしさのあまり購入。ショーンペンは、若い時からうまい。

作品の詳細

作品名:バッド・ボーイズ
原作名:Bad Boys
監督:リック・ローゼンタール
脚本:リチャード・ディレロ
公開:アメリカ 1983年3月25日、日本 1985年2月2日
上映時間:123分
制作国:アメリカ
製作費:500万ドル
興行収入:900万ドル
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