ドラマ

ローズの秘密の頁

めくるたびにあふれる、真実と愛

半世紀の時をこえ、1冊の聖書が明かす胸震える衝撃と感動の物語

ストーリー:取り壊しが決まった聖マラキ病院。転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医スティーヴン・グリーン(エリック・バナ)は、病院で40年間もの長い時間を過ごしてきたローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。彼女は自分の赤ん坊を殺した罪を背負っていた。しかしローズは、その罪を否認し続け、自身を本名とは別の「ローズ・マクナルティ」と名乗り続けていた。グリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていたのだ。そして彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、グリーン医師を前に自分の人生を語り始める・・・。

キャスト:ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ルーニー・マーラ、エリック・バナ、テオ・ジェームズ、エイダン・ターナー、ジャック・レイナー、スーザン・リンチ、トム・ヴォーン=ローラー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 感動的な映画でした。

日本は島国で中々ヨーロッパの国の複雑さ、宗教的な問題は理解しにくいところがあります。そういう事がたとえ分からなくても、正義、誠意、人知を超えた出来事、そういうことを信じたくなるような素晴らしい映画でした。ある部分淡々とアイルランドの風景を見せながら、人生模様、思いを伝えてくれる映画でした。こういう映画を作ろうと思った人達の情熱に感謝します。

★★★★★ 女性の強さ、美しさに感動!

主役の二人が強く、そして美しい。ルーニー・マーラーは『ドラゴンタトゥーの女』とは違う強さ、美しさで魅了してくれた。ヴァネッサ・レッドグレイブの歳を重ねた美しさ、特に彼女の瞳と手が印象的。ピアノを奏でている手、大切に守ってきた宝物に触れる手に感動した。ストーリーは想像のつく結末で、単純ではあるけれど時代背景やローズが過ごしてきた長い時を想像でき、予想通りの結末に救われた。予想通りだが涙が止まらなかった。

★★★★★ 40年間精神病棟に閉じ込められた女性が、人生を取り戻すことができるのか?・・・という物語です。じわじわと涙がこみあげてくる作品、・・・観て良かったです。

作品の舞台となっているのは、第二次大戦下のアイルランドです。アイルランドは戦争に中立の立場でしたが、北アイルランドはイギリスの統治下にあり、そのベルファストはドイツ軍戦闘機による爆撃を受けたことがこの作品に登場します。主人公はベルファストから生まれ故郷のアイルランド共和国・スライゴ州バリーティヴァンに逃れ移りますが、スライゴ州は北アイルランドに隣接するような近い位置にあります。また、イギリス人のパイロットが不足し、アイルランド人のパイロット募集を行っていたという事情も、この作品には描かれています。アイルランドは政治的にも宗教的にも複雑です。イギリスと争ってきた歴史から、政治的にイギリス、アイルランドのどちらの側につくのかの対立があり、宗教の上でも、アイルランドの多数を占めるカトリックとプロテスタントと見なされる人々との対立があります。イギリス軍のパイロットになることは、イギリスの側につくことであり、政治的対立に巻き込まれる上に、カトリック信者の反感を買うことにもつながりかねません。以上を念頭に置くと作品がいくぶん観やすくなるかもしれません。40年間精神病院に閉じ込められ、虐待を受けながらも、息子が迎えに来ると信じて待っている主人公ローズ(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)・・・しかし反対に、その息子(赤子)を殺してしまったという嫌疑をかけられてもいます・・・彼女が、精神病院の取り壊しにともない、病院を追い出されることになってしまいます。そこで、引き受け手となる身内のない彼女の状態を再評価するため精神科医のグリーン医師(エリック・バナ)が派遣されます。物語は、ローズにたいするグリーン医師の聞き取りを軸に、ローズがひそかに聖書に書き込んできた日記を読み上げながら回想風に進められます。(過去のローズ役はルーニー・マーラが演じています)そのなかで、彼女に夫は本当にいたのか?・・・本当に精神を病んでいたのか?・・・息子(赤子)を本当に殺してしまったのか?・・・政治・宗教の対立の中で翻弄された彼女の人生が少しずつ語られていきます。そして、精神病院を追い出される日が迫ってきますが、グリーン医師によりローズの謎が解き明かされるとき、彼女の行き先もまた明らかにされます。それは、もう一つの隠された謎の解明とともに・・・。40年間という精神病棟での辛い日々を経て、ローズは人生を取り戻すことができるのか?・・・。ラストは、爽やかに、そして静かに押し寄せる感動の波に、涙が溢れるかもしれません。作品を観て、改めてヴァネッサ・レッドグレイヴ、ルーニー・マーラはとても素晴らしい女優さんだと感じさせられました。一見の価値ある作品です。ぜひ、ご覧ください。

★★★★☆ ルーニー・マーラーの演技力

ルーニー・マーラとテオ・ジェームスに惹かれ観てみたが、正直観るのが辛かった。最後まで観終わり、なぜこのような映画を作ったのか知りたくなり調べた。作者が母親から聞いた親戚のストーリーがインスピレーションとなり物語が作られたとのこと。生まれる時代が違うと、女性として魅力的に生まれることが却って罪になるのか。。映画としては、大変完成度が高く素晴らしいし、改めて今の時代に生まれてよかったと思う(たとえコロナ禍にいても)健康で、誰にも監視されず、行動出来るだけでも幸せだ。

★★★☆☆ 最後まで観ないと良さがわからない

これは珍しいアイルランド映画である。老婆ローズを演ずるのはなんとヴァネッサ・レッドグレーヴ。老いてすっかり特徴のないつまらない婆顔になってしまった。若い頃を演ずるルーニー・マーラーの名演が光る。つまらないとかたいしたことないとか思って観るのをやめてはいけない。最後の10分間に驚愕の展開を見せる・・・ただ、エンド・ロールが長すぎる。

作品の詳細

作品名:ローズの秘密の頁
原作名:The Secret Scripture
監督:ジム・シェリダン
脚本:ジム・シェリダン
公開:アイルランド 2017年3月24日、日本 2018年2月3日
上映時間:108分
制作国:アイルランド
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