スリラー

キリング・ショット

クセ者キャラたちが繰り広げる限界ギリギリの駆け引きを制し、生き残るのは誰だ!?

ストーリー:マフィアのボス・メル(ブルース・ウィリス)の命令により、ドラッグ・ディーラーのテス(マリン・アッカーマン)は仲間のドーン(デボラ・アン・ウォール)とカラ(ニッキー・リード)と共にダイナーに車を走らせていた。目的はメルのシマで取引をする奴らの正体を暴く事。ダイナーに到着すると、そこには真夜中にも関わらず数組の先客がいた。約束の時間になっても現れない相手に痺れを切らした3人は、情報を得ようと一斉に銃を構えた。ちょろい仕事だと思っていたが、彼女たちが銃を構えた瞬間、女主人はライフルで応戦。店の奥からコックが「お前らを殺せばメルが大金をくれる」とライフルを持って登場。さらにそこに黒人の警官が現れ・・・。メルの仕事の本当の意味とは・・・。

出演:マリン・アッカーマン、デボラ・アン・ウォール、ニッキー・リード、ブルース・ウィリス、フォレスト・ウィテカー、シェー・ウィガム、ジミー・リー・ジュニア、ブラッド・ドゥーリフ、マイケル・ローゼンバウム

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 室内劇。

少ない登場人物、少ない場面展開、本作品は一種の室内劇ととらえるとじつに興味深い。フォレスト・ウィテカーの演技はいつもながら素晴らしい。

★★★★☆ 言われるほど悪くはない。

様々な物語が交錯して展開するパルプ・フィクションやスナッチに近い映画。簡単に言えば騙し合いの話でテンポよく最後まで見れる。複雑な物語も最後には綺麗に収束する。警官を殺す必要性や男共の無計画さなど、詰めの甘い所はあるが、ギリギリ見逃せる範囲ではある。総括するとレビューで袋叩きにされるほど悪い作品では無かった。始めに挙げた2作品が好きならば、見ても後悔はしない。と思う。それと本作は顔半分が吹き飛んだり、惨殺シーンがあったりとゴア表現はキツイので注意。

★★★☆☆ タランティーノの二番煎じ

ジャケットにでかでかとブルース・ウィリスが載っているが、完全に脇役なのでご注意。主役は3人の女。麻薬の売人と強盗をやっていて、前回の仕事で失敗をした汚名を返上すべく、今回ボス(ブルース・ウィリス)のシマを荒らす奴を見つけてこいという命令を受ける。というのが映画のストーリーの前提らしいのだが、本編では全く描写なし。時間軸が前後する手法はいいのだが、女3人のどうでもいい言い合い、本筋に関係のない挿話が多く、時々「今何をやっているのかわからない」状態になる。タランティーノの影響が強いが、コメディ要素があるわけでもなく、アクションが冴えるわけでもなく、どうにも中途半端な印象を受けた。お酒を飲みながらダラダラ見るにはちょうどいい映画。

作品の詳細

作品名:キリング・ショット
原作名:Catch.44
監督:アーロン・ハーヴェイ
脚本:アーロン・ハーヴェイ
公開:アメリカ 2011年12月9日、日本 2012年4月7日
上映時間:94分
制作国:アメリカ
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