西部劇映画

襲われた幌馬車

アパッチ族が群がる死の谷。最後の幌馬車を待ちうけるものは・・・

ストーリー:幼い時に親と死に別れ、コマンチ族に育てられたコマンチ・トッド(リチャード・ウィドマーク)。妻子を殺したハーパー4兄弟に復讐するため兄弟を射殺したが、あと一人残る保安官のブル・ハーパー(ジョージ・マシューズ)に捕えられてしまった。水も与えられず、馬車に引きづられ絞首台に連れて行かれるトッド。そこへ通りかかったのはトゥーソンへ向かう東部からの移民たち。その夜、キャンプはアパッチ族に襲われ奇跡的にトッドと若者6人が生き残った。トッドは、6人の若者を安全な町まで護衛することを決意するが、行く手にはアパッチ族の大群が待ち受けていた・・・。

出演:リチャード・ウィドマーク、フェリシア・ファー、スーザン・コーナー、トミー・レティグ、ステファニー・グリフィン、レイ・ストリックリン、ニック・アダムス、カール・ベントン・リード、ジョージ・マシューズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 良心的なウェスタン

『アラモ』のリチャード・ウィドマーク主演、『決断の3時10分』のデルマー・デイビス監督ということで期待が持てるウェスタン。アパッチ族の襲撃で家族を失った白人の子供たちを苦境から救おうと奔走する犯罪者の男。そんな風変わりなプロットが面白い。しかも、ウィドマーク演じる犯罪者は白人なのにも関わらずコマンチ族と生活を共にしていた変わり種という設定も面白い。迫りくるアパッチ族の追撃をかわしていくうちに成長していく子供たち、そして男の過去が次第に明らかになって・・・。そのあたりの運びは風景の美しさと編集の小気味よさも手伝ってなかなか情緒があり素晴らしい出来。迷い多き子供たちにインディアンの教えを説くウィドマークが、優しげで頼もしくとてもいい。欲を言えば、もう少し子供たちの人物造形が深ければより完成度が上がった思います。逆に編集の小気味よさが仇となったのは後半部分。いよいよアパッチ族との決戦というとき、それがあっさりと終わってしまった感があります。戦闘のシーンからラストの法廷シーンへの場面展開はいささか強引といってもいいほど淡白な編集。もう少し上映時間を長くして後半部分をじっくりと描けば人間ドラマとしての深みも増したのでは。しかし、デイビス監督の演出はいつもながら的を得ており、ウィドマークの男の魅力が堪能できる良心的なウェスタンではあります。ウィドマークはチョイ悪な感じのタフガイを演じると右に出るものはいないほど格好いいし、特に本編では父性的な優しさを垣間見せるのが魅力です。

作品の詳細

作品名:襲われた幌馬車
原作名:The Last Wagon
監督:デルマー・デイヴィス
脚本:ジェームズ・エドワード・グラント、グウェン・バグニー・ギルガット
公開:アメリカ 1956年9月21日、日本 1956年12月1日
上映時間:98分
制作国:アメリカ
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