西部劇映画

六番目の男

殺さねばならぬ瞼の父の仇を求めて茨の道を渡り、殺し得ぬ仇に会った男の悲痛な物語!

ストーリー:白人旅行隊の5人がアパッチ族の襲撃を受けて殺害され、シルバー・シティの保安官らによって埋葬された。彼らがヒラ・バレーで得た6万ドルの金塊は何者かに奪われていた。犠牲者のうちの1人が父ではないかと現場を訪れたジム(リチャード・ウィドマーク)は、そこで同じく夫の死を確かめに来た美しい女性キャリル(ドナ・リード)と出会う。3人の身元は分かったが、残り2人は身元不明で、1人は左手が無く、また牧場主カーソン(バートン・マクレーン)の所有する馬が残されていただけであった。裏切り者の6人目の手がかりを求めて二人はカーソンの牧場へ向かう。そこでカーソンから、左手の無い男が彼の甥だったことと、ボニウェルという男が時期を同じくして大金を武器に牧場を掠奪しているという話を聞いた。キャリルの夫かジムの父のいずれかが身元不明の遺体で、いずれかがボニウェルと名乗っている生き残りに違いなかった。ジムは単身ボニウェルの元へ向かうが・・・。

出演:リチャード・ウィドマーク、ドナ・リード、ウィリアム・キャンベル、ジョン・マッキンタイア、バートン・マクレーン、ハリー・モーガン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 珍しいミステリー西部劇

ジョン・スタージェス監督作ということで購入した。旅行者が先住民に殺され、その際に金を持ち逃げした一人は誰なのか、それを調べる男と女。西部劇には珍しいミステリー仕立ての映画で、話が進むにつれて謎が明かになっていく。そして酒場のガンファイト、牧場主の対立、男女のいがみ合い(ドナ・リードに叩かれたリチャード・ウィドマークは痛かっただろうな)と恋などが随所にあって、この監督らしく話はテンポよく進んで飽きさせない。最期の対決はちょっとあっけない気もするが、それなりの余韻ははある。

作品の詳細

作品名:六番目の男
原作名:Backlash
監督:ジョン・スタージェス
脚本:ボーデン・チェイス
公開:1956年4月11日
上映時間:84分
制作国:アメリカ
製作費:100万ドル
興行収入:160万ドル
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